【無止的積奴】ビジネス書・自己啓発書のオタク 

まず、本の目次をコピーする

    勉強では「体系」を考えることが重要になってくる。

    全体像をつかむ勉強法の一つとしておすすめしたいのが、目次をコピーするやり方だ。

    本を読みながら、ときどきコピーした目次を見て、自分が今どこを読んでいるのか、全体の中の位置づけを確認する。
    それならわざわざコピーせずとも、前のほうにある目次を見ればいいと思うかもしれない。その考えは甘い。
    いちいちページを戻って目次を見ていたのでは効率が悪いではないか。それに思考が中断される。コピーした目次を目の前に置き、つねに全体を意識しながら読むことに意味があるのだ。
    ここまではこうだった、今はここである、と自分が読んでいる場所を一つ一つ確認しながら読み進む。
    そうすることで、今読んでいる場所と全体像の位置関係が分かる。コピーした目次を地図にして現在地を確認していくのだ。
    理解するとはどういうことか?「具象」と「抽象」を行き来することだ。一本一本の木を見ながら、森全体を見ていくということである。
    目次を見ながら、一ページ一ページ読み進んでいく。それは今自分が読んでいるこの内容が、全体の中でどういう意味を持つのかを確認する作業でもある。すると、その本が訴えたいこと、書かれている内容を鳥瞰図的かつ詳細に理解することができるのだ。
    理解するとはそういうことだ。
    ちなみに目次のコピーはしおりがわりにして、本にはさんでおくとよい。いつでも取り出せるし、再び読み始めるとき、自分の位置を確認してスタートすることができるからだ。
    「はじめに」と「おわりに」を先に読んでしまうのも「全体像をつかむ」という点でぜひおすすめしたい方法である。

伊藤真  『夢をかなえる勉強法』  

      

 

  全体を見ることを避けて通れない人生。全体を見る眼を持たずにすると、周りに対して何の痛痒もないように思われ、責任感も欠落していく。